コンポジットレジンと審美修復
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コンポジットレジンと審美修復188混ぜ,アンバー色をだしている.隣接面のわずかな部分にEnamel シェードA3を盛る.唇側はのせないようにする.⑥ステインの付与(Fig 9l) 縞の白に一致した部分に「テトリックカラー White」をおく.これにより,白濁様の縞模様が強調される.⑦Clearシェードの築盛(Fig 9m) 最表層に一層のTrans-Super-Clearシェード(「4sea-sons」,2009年発売中止)を築盛する.現在これに代わるシェード色(Translucency 56.6%)がないので,できるだけ透過度の高いClearシェードで代用している.⑧形態修正と研磨(Fig 9n~p).へアーラインの付与方法 個性的な歯の表現法として,へアーライン状の着色を付与したい場合がある(Fig 10a).その方法は,最後中年層の個性的なシェードの表現例Fig 9a 術前.53歳,女性.主訴:11のCR再修復を希望.Fig 9b 術後.マルチレイヤーテクニックを用いて,彩度,透明度,縞模様を再現した.Fig 9c 術前の唇側面観.Fig 9d 術前の舌側面観.Fig 9e ラバーダムの装着.麻酔後にラバーダムを装着し,歯面清掃を行う.Fig 9f 窩洞形成とベベルの付与後.以前の修復材料を除去,窩洞形成を行う.bdfcea

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