インプラント歯科における骨再生誘導法の20年
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骨再生誘導法(GBR)20年の歩み1図1-1a 上顎右側遠心遊離端欠損.固定式補綴物設置を目的に2本のチタンインプラントが予定された.図1-1c ePTFEメンブレンの支持と欠損部の新生骨形成を刺激するために,周囲から採取した骨片を用いる.図1-1e 骨膜切開後,テンションフリーの一次創傷閉鎖により処置を完了する.図1-1b 2本のインプラント埋入により,近心のインプラントに歯槽堤裂開欠損がみられた.皮質骨表面を小型ラウンドバーで穿孔し,髄腔を開放して欠損部の出血を促す.図1-1d 非吸収性ePTFEメンブレンは物理的バリアの役割をする.穴をあけたメンブレンは両インプラントのネック部に固定されている.図1-1f インプラント手術後4ヵ月経過.臨床状態は良好.創傷治癒は問題なく,合併症もみられない.4

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