インプラント歯科における骨再生誘導法の20年
7/8

症例呈示図8-9h フラップの挙上後,中切歯部位に大きな骨欠損がはっきりと現れた.しかし,隣在の右側側切歯の歯根部分の歯槽骨は健全であった.図8-9i オトガイ部のドナーサイトから大きな皮質海綿骨ブロック骨移植材を採取.図8-9j 大きなブロック骨移植材をおき,フィクスゼーションスクリュー2本で固定する.図8-9k ブロック骨移植材の皮質骨部分がレシピエントの新しい唇側皮質骨を再構築するのに使われ,海綿骨部分は穿孔をあけたレシピエント床と接している.レシピエント骨表面とブロック骨移植材との間の空�は自家骨片で埋める.図8-9l 歯槽堤の外形を整え,ブロック骨移植材を保護するため,増大部位をDBBM細粒の層で覆う.図8-9m 増大部全体を,大きなコラーゲン膜(30×40mm)を使用し,ダブルレイヤーテクニックで覆う.221

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です