ITI Treatment Guide Volume 6
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34 ITI Treatment Guide n Volume 63章 術前評価と治療計画在歯からの組織の支持が得られるために、長期間の審美的な結果を予知性をもって達成することが可能である(Belserら、2004a)。対照的に、上顎前歯部の隣接する複数歯欠損に対する固定性装置を用いた補綴は報告に乏しく、審美的な結果、とりわけインプラント間の軟組織形態を予測することは難しい。(Belserら、2004a;Belserら、2004b;Martinら、2007)(図13a~d)。3.5.1 イントロダクション 上顎前歯部の隣接した複数欠損の治療は複雑である、言い換えると、審美的に満足できない結果が起こるリスクが高いということを考えると、慎重な治療計画がもっとも重要である。デンタルインプラント治療の審美性について、第3回ITIコンセンサス会議の合意声明で結論づけられているように、組織欠損のない単独インプラント補綴は、隣3.5 補綴計画の考慮図13a、b 健全な組織をもつ天然歯が隣接している部位での審美的な単独補綴。図13c、d 上顎中切歯部に顎提欠損を伴った複数歯欠損。セラミックの乳頭を応用して補綴を行った。acbd

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