インプラントオーバーデンチャーのリペア

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2章 2 アタッチメントの壊れるところ2章2インプラントオーバーデンチャーの どこが壊れるのか?アタッチメントの壊れるところ41バーを固定するスクリューが緩んだり、頻度は高くないがバー部が破折してしまうことがある( Goodacre C et al. J Prosthet Dent 1999;81:537-552.)。表2-2-3 上部構造(バーアタッチメントのバー部)の ゴールドスクリューの緩み図2-2-2 咬合力でバーがたわみ、バーの変形や鑞着部の破折が生じる。図2-2-1 金属製のクリップは専用の器具で締め直し、維持力を回復することができる。罹患率観察期間義歯の種類Naert et alKallus and BessingHemmings et alNaert et alJemt et alvan Steenberghe et alHenry et alLekholm et alNaert et alGunne et alJemt et alBecker and BeckerLazzara et al2.5年5年9年1.5年1年1年2年3年5年6年3年1年2年3年インプラント固定性全部義歯インプラント固定性全部義歯インプラント固定性全部義歯IODIODインプラント固定性部分義歯インプラント固定性部分義歯インプラント固定性部分義歯インプラント固定性部分義歯インプラント固定性部分義歯インプラント固定性部分義歯インプラント固定性部分義歯大臼歯部インプラントクラウンインプラント複数歯補綴5 %24 %7 %5 %1 %6 %5 %4 %4 %6 %9 %14 %38 %3 %1992199419941991199219901993199419921994199219951996表2-2-4 メタルフレーム(バーアタッチメントのバー部)の破折罹患率観察期間義歯の種類Adell et alZarb and SmithJemt and LekholmNaert et alZarb and SchmittNaert et alJemt et alJohns et alZarb and SchmittAlbrektssonTolman and Laney1-15年0-9年1年2.5年9-15年1-5年1年1年13年0-8年6.5年インプラント固定性全部義歯インプラント固定性全部義歯インプラント固定性全部義歯インプラント固定性全部義歯インプラント固定性全部義歯IODIODIODIODインプラント固定性全部義歯/IODインプラント固定性全部義歯/IOD/インプラント固定性部分義歯5 %27 %1 %5 %6 %1 %1 %2 %4 %2.5 %0.5 %19811990199319921996199119921992199619881993011.7(±1.0)N10.2(±0.2)N13.6(±1.3)N1,00010.9(±0.5)N10.9(±0.2)N11.8(±0.2)N2,00011.5(±0.6)N11.1(±0.1)N12.0(±0.1)N3,00010.8(±0.4)N11.3(±0.2)N12.0(±0.1)N4,00010.4(±0.2)N11.2(±0.2)N12.3(±0.1)N5,0009.5(±0.2)N11.1(±0.1)N12.3(±0.1)N5,5009.1(±0.2)N9.6(±0.2)N11.9(±0.2)N脱着回数金合金製バー/金属製クリップパラジウム合金製バー/金属製クリップ金合金製バー/プラスチック製クリップ表2-2-5 バークリップアタッチメントの材質と脱着回数による維持力の変化バーが金合金製でが金属製クリップのものは、疲労が大きく、維持力の低下も大きい。一方、プラスチック製のクリップは維持力が大きい(Walton JN & Ruse ND J Prosthet Dent 1995;74:482-486.)。過大な咬合力鑞着部の破折バーのたわみ

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