インプラントオーバーデンチャーのリペア
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3章リペアの少ないインプラントオーバーデンチャーとは?623-2-7 バーソフトアタッチメントIODの製作①内冠の製作(図3-2-7~11)図3-2-11 バータイプの内冠の頬舌側にアンダーカット(ディンプル深さは0.3mm)を形成。ディンプルの形成箇所については、頬舌側に対して、また高さに対しても拮抗する位置に設定することで、小さなアンダーカットで安定した維持力を得ることができる。バータイプの内冠の一方向に強い維持力を求めるよりは、二方向から拮抗させて維持力を求めたほうが、小さなアンダーカットで安定した維持力を得ることができる。(川原春幸ら.補綴臨床 1985;18(3):342-361.より引用・改変)図3-2-7 歯肉の高さに合うような高さのコンポーネントをアナログに取り付ける(写真はケンテック社のスクリューアバットメント高さ3~5mm)。図3-2-9 スクリューアバットメントにネジで固定。図3-2-8 連結したバータイプの内冠(軸面のテーパー角を4度に設定)を製作。図3-2-10 スクリューアバットメント。インプラント体とモーステーパー嵌合している。1.0、2.0、3.0、4.0、5.0mmの高さがある。維持力は拮抗させて求める4°0.3mm5.0mm4.0mm3.0mm2.0mm1.0mm

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