インプラントYEAR BOOK 2014
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ノーベルテーパード CC PMC/ノーベルアクティブ3.0/ノーベルクリニシャン/ノーベルプロセラ163症例2-e①~⑧ 術中口腔内写真.を抜歯後,鋭匙にて確実に抜歯窩を掻把した.スクリュー固定の補綴が可能となるように,アクセスホールが両隣在歯の切縁を結んだラインより舌側にくるポジションに長径13mmのNobelAc-tive®3.0インプラントを即時埋入した.埋入後は唇側の薄い歯槽骨にはフェネストレーションを認め,インプラント先端のスレッドが露出した(e⑦).下顎前歯部でスクリュー固定の上部構造を提供するには正確なインプラントポジションが重要になることを実感した.症例2-f①~④ 術中口腔内写真および術後デンタルX線写真.露出したインプラントスレッド部に自家骨を移植し,その外側に骨壁を作るために,吸収スピードの遅いBio-Ossとコラーゲンメンブレンを併用した後,ヒーリングアバットメントを装着した.症例2-g①~④ プロビジョナルレストレーションの製作.テンポラリーアバットメントを,両隣在歯を目安に調整する.テンポラリーアバットメントにオペークを塗布し,プロビスタを流し込んでからコアを外し,形態修正してスクリュー固定のプロビジョナルレストレーションを製作した.症例2-h①~③ プロビジョナルレストレーション装着後の口腔内写真.軟組織の治癒を待った後にテンポラリーアバットメントを用いてスクリュー固定のプロビジョナルレストレーションを装着し,歯肉形態を整える(h③).③①①①②②②③③③④④⑤①⑥⑦②⑧④

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