咬合治療ナビゲーション
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13 顎関節の解剖学的形態、筋、靭帯ならびに上下顎の関係は、顔面骨格を含めて生理的に許容される位置関係になければならない。これが前提! 総合診査の重要性が見えてくるまとめ これらの要素が互いに調和し合うことで、下顎偏心運動時に上下顎の歯が最終的に誘導する歯以外は互いに接触することなく、順番に離開していく咬合が成立する。すなわち、順次離開誘導咬合! やみくもに治療をスタートするのではなく、咬合再構築を行う必要のある場合には、患者さん固有の矢状顆路傾斜角を計測した後、顆路と調和した咬合誘導路角を導き出したうえで、咬合器上で再現(補綴)する必要がある。咬合を支持することで、顎関節と前歯への過剰負荷(オーバーロード)を防ぐ。ポステリアサポート6車でいえば凸凹を避けるのはハンドルの役目。臼歯部の干渉を回避し顎関節を保護している。アンテリアガイダンスは4後方臼歯部での側方運動での接触や咬合干渉があると筋活動が亢進する。 →P.28、P.102~106へ筋8前歯舌面形態と下顎頭の運動路は鏡像関係が理想。適切な運動領域と臼歯離開を補償する。前歯舌面形態には重要な機能が!51122334455→P.47へ→P.46、62、65、162へ→P.63へ

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