インプラントのための重要12キーワード・ベスト240論文
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講演や雑誌でよく見る、あの分類および文献時間(週)安全性(%)100705020012345678Stability dip(不安定)Total stabilitySecondary stability二次安定性(新生骨)Primary stability初期安定性(母床骨)く見る文献および分類ly and clinically validated):科学的にも臨床的にも完全に実証された(深緑)、ell documented):臨床的に十分検証された(薄緑)、CD(clinically document-された(黄)、CID(clinically insufficiently documented):臨床的に検証が不十分(赤)。第4回ITIコンセンサス会議において各種荷重プロトコルの科学的かつ臨床的なエもっとも高いレベルの科学的かつ臨床的な検証は、下顎可撤性と上顎固定性におけされた。Iコンセンサス会議による科的かつ臨床的荷重プロトコルasentini P, Gallucci G, Chiapasco M. ITI Treatment Guide, Volume �: Loading Protocols in Implant tulous Patients. Berlin: Quintessence Pub Co, ��: �.可撤性固定性上顎下顎上顎下顎al loading)CWDSCVSCVCWDg)CDCWDCDCDloading)CIDCWDCWDCWDCIDCIDCDCID荷重プロトコルを検討するにあたり、用語の定義が重要となる。asentini P, Gallucci G, Chiapasco M. ITI Treatment Guide, Volume �: Loading Protocols in Implant tulous Patients. Berlin: Quintessence Pub Co, ��: �.即時荷重(Immediate loading)早期荷重(Early load-ing)通常荷重(Convention-al loading)遅延荷重(Delayed loading)用語解説<24時間>24時間<3~6ヵ月3~6ヵ月>3~6ヵ月非咬合性荷重:中心咬合位で咬合接触を付与させない修復<48時間>48時間<3ヵ月3~6ヵ月>3~6ヵ月即時修復:咬合接触を付与させない即時荷重<72時間>3ヵ月(下顎)>6ヵ月(上顎)>3~6ヵ月即時修復もしくは非機能即時荷重は、インプラント埋入後72時間以内の咬合接触を付与させない修復と定義される<1週間>1週間<2ヵ月>2ヵ月即時荷重は咬合接触の有無を問わない重プロトコルの用語の定義講演や雑誌でよく見る、あの分類および文献1978年のNIH(National Institutes of Health) ハーバード会議にて、インプラント成功の世界基準として提唱された。1986年に、Albrektssonらがインプラント成功の基準として、JOMIに報告した。1998年にカナダのトロント大学で開かれたシンポジウムにて、インプラント成功の世界基準として提唱された。19インプラント治療に対する成功の基準出典 National Institutes of Health.Dental Implants: Benefit and Risk: Proceedings of an NIH-Harvard Consensus Development Conference Held at Harvard School of Dental Medicine ���� ��-��;�(�):��-��.出典 Albrektsson T, Zarb G, Worthington P, Eriksson AR.The long-term efficacy of currently used dental implants: a review and pro-posed criteria of success.Int J Oral Maxillofac Implants ����;�(�):��-��.出典 Albrektsson T, Zarb GA.Determinants of cor-rect clinical reporting.Int J Prosthodont ���� ; ��(�): ���-���.NIHハーバード会議(1978)Albrektssonらの分類(1986)トロント会議(1998)NIH ハーバード会議 ① あらゆる方向からの動揺は1mm未満である。② X線学的に観察される透過像は成功基準にならない。③ 骨吸収がインプラントの垂直的な高さの1/3以下である。④ 歯肉の炎症に対する治療が行われていること。病状や感染がない、隣在歯には損傷がない下顎管または上顎洞や鼻腔底における、知覚異常、知覚麻痺、破壊がない。⑤ 成功となるには、症例の75 %においてインプラントが5年間機能している。Albrektssonらの分類 ① 臨床検査時に、個々の連結されていないインプラントが動揺しない。② X線検査で、インプラント周囲にX線透過像の形跡が認められない。③ インプラント体埋入の1年後以降から、垂直方向の骨吸収量が年0.2mm未満である。④ 個々のインプラントに、疼痛、感染、神経麻痺、知覚異常、下顎管損傷などの、持続性または不可逆的な兆候や症状がない。⑤ 上記の基準において、5年後に85%、10年後に80%の成功率が成功の最低基準である。トロント会議① インプラントは、患者と歯科医師の両方が満足する、機能的および審美的な上部構造をよく支持している。② インプラントに起因する痛み、不快感、知覚の変化、感染がない。③ 臨床検査時に、個々の連結されていないインプラントが動揺しない。④ 機能後1年以降の経年的なインプラント周囲の骨吸収は、0.2 mm 未満である。2P000-000_CSIJ_huroku19.indd 214/03/27 13:25講演や雑誌でよく見る文献および分類SCV(scientifically and clinically validated):科学的にも臨床的にも完全に実証された(深緑)、CWD(clinically well documented):臨床的に十分検証された(薄緑)、CD(clinically document-ed):臨床的に検証された(黄)、CID(clinically insufficiently documented):臨床的に検証が不十分(赤)。解説者コメント:第4回ITIコンセンサス会議において各種荷重プロトコルの科学的かつ臨床的なエビデンスを検証。もっとも高いレベルの科学的かつ臨床的な検証は、下顎可撤性と上顎固定性における通常荷重で報告された。6ITIコンセンサス会議による科学的かつ臨床的荷重プロトコル出典 Wismeijer D, Casentini P, Gallucci G, Chiapasco M. ITI Treatment Guide, Volume �: Loading Protocols in Implant Dentistry: Edentulous Patients. Berlin: Quintessence Pub Co, ��: �.可撤性固定性上顎下顎上顎下顎通常荷重(Conventional loading)CWDSCVSCVCWD早期荷重(Early loading)CDCWDCDCD即時荷重(Immediate loading)CIDCWDCWDCWD即時埋入、即時荷重CIDCIDCDCID解説者コメント:荷重プロトコルを検討するにあたり、用語の定義が重要となる。7出典 Wismeijer D, Casentini P, Gallucci G, Chiapasco M. ITI Treatment Guide, Volume �: Loading Protocols in Implant Dentistry: Edentulous Patients. Berlin: Quintessence Pub Co, ��: �.即時荷重(Immediate loading)早期荷重(Early load-ing)通常荷重(Convention-al loading)遅延荷重(Delayed loading)用語解説バルセロナコンセンサス2002<24時間>24時間<3~6ヵ月3~6ヵ月>3~6ヵ月非咬合性荷重:中心咬合位で咬合接触を付与させない修復ITIコンセンサス2003<48時間>48時間<3ヵ月3~6ヵ月>3~6ヵ月即時修復:咬合接触を付与させない即時荷重European Associa-tion of Osseointe-gration 2006<72時間>3ヵ月(下顎)>6ヵ月(上顎)>3~6ヵ月即時修復もしくは非機能即時荷重は、インプラント埋入後72時間以内の咬合接触を付与させない修復と定義されるCochran システマティックレビュー2007<1週間>1週間<2ヵ月>2ヵ月即時荷重は咬合接触の有無を問わない荷重プロトコルの用語の定義2P000-000_CSIJ_huroku6-7.indd 214/03/27 13:25上顎形態:骨質:下顎ABCDE1234CawoodとHowellの分類HämmerleとJungの分類Merliらによる下位分類インプラント治療の成功基準の変遷Koisのインプラント審美のための5つの診断基準MaynardとWilsonによる周囲組織の厚さの分類Seibertの欠損部歯槽堤の分類Salamaの歯間乳頭様組織の形成可能距離Kanの歯肉のバイオタイプSummersのオステオトームテクニックJensenのオステオトームサイナスフロアエレベーションインプラント埋入後の初期安定性と二次安定性ITIコンセンサス会議による荷重プロトコルの検証荷重プロトコルの用語定義Mischの骨質/骨密度の分類Lekholm & Zarbによる抜歯後の骨形態の分類PAGE132PAGE134PAGE137PAGE139PAGE140PAGE141PAGE143PAGE144PAGE133PAGE136PAGE138PAGE140PAGE141PAGE142PAGE143PAGE14512345678910111213141516

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