プロフェッショナルデンティストリー STEP5
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1診査・診断と治療計画の関係 あなたの歯科医院に、Case 1-1a、bとCase 2-2a、bの口腔内状況をした患者が初診で来院した。両者の違いは、補綴物が入っているかいないか程度であり、ほとんどの歯が残存している。エックス線写真を精査すると、全顎的に水平性骨吸収を来しており、保存できる歯は見当たらない。歯周組織検査の結果も似通っており、両者ともに高度の歯周病に罹患している。つまり、両者ともに「どの歯を抜歯するか、保存するか」と悩む症例である。 この2つの症例を、あなたはどのように治療するだろうか?aabbaabbCase 1-1 40歳・女性の患者Case 1-2 30歳・女性の患者Case 1-1a、b 初診時の状態(1986年)。Case 1-2a、b 初診時の状態(1997年)。Chapter 1SENSE 明日の歯科医療を描く視点この患者が来院したら、あなたはどのような治療を行うか?Chapter 1-112

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