最新 歯科用マテリアル120%活用法
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19STEP3ワムキークラウンリムーバーの挿入最終補綴成功のポイントワムキークラウンリムーバーを回転させる際、力を加えない・ワムキークラウンリムーバーをクラウンの側方から挿入・除去できない際は再度バーにて切削・リムーバーの先をより歯冠の中央部に位置付け・除去できない場合は♯2、♯3とサイズアップリムーバーの先が支台歯とクラウンの間に挿入できることを確認する。挿入できない場合は再度、挿入口を深く形成する。本症例のような補綴物のクリアランスが少ない症例は、リテーナーの破折などトラブルが多い。このような場合、除去したクラウンをメタルテンポラリークラウンとして用いる方法はコストパフォーマンスに優れる。STEP4ワムキークラウンリムーバーの回転30秒各支台歯にリムーバーを挿入後、軽い力で回転させる。除去できない場合は、挿入口をさらに深く形成する。STEP5ブリッジの除去ワムキークラウンリムーバーは支台歯とクラウンのみに力を加えるため、顕著な打診痛をともなう場合でも麻酔の必要がない。除去後のクラウンは挿入口をレジンで封鎖すればテンポラリークラウンとして利用できる。

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