子どもを泣かせない17の裏ワザ
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“歯医者さんの歯ブラシ”でトレーニングしよう①歯医者さん歯ブラシを回転させず、「ゴシゴシ」などと言いながら手で臼歯を磨く 5数える間だけコントラを動かした後、それを抜いて呼吸を整えながら繰り返し行います。術者磨きと同じです。なお、この時わざと“歯医者さんの歯ブラシ”を視野に入れて磨きます。 しかし、恐怖心が強い場合は“歯医者さんの歯ブラシ”であっても嫌がることがありますので、まず歯ブラシで一定のリズム繰り返し磨いておき、歯医者さんの歯ブラシを視野に入れないように側方から挿入して磨きます。②慣れてきたら徐々に回転させ、歯面を研磨する 次に、徐々に回転させて歯面を研磨(PMTC)します。その後は、鏡を見せながら「わあ~! ピカピカの歯になっている~!」 「かっこいい!」 「美人さんの歯になった!」などと声をかけます。\恐怖心が強い場合は/③さらにコントラが注水可能な場合は、右手でPMTCを、左手でバキュームを持ち吸引しながら行うこれは形成の練習になります(次ページ参照)。④ここまで平気でできれば、バキュームで吸引しながら、タービンを空まわしさせる これで、実際の治療に即したトレーニングがすべて完了したことになります。初診時に、トレーニングの一環として歯科衛生士が行えば、以後の治療が効率的に進むでしょう。ゴシゴシ、ゴシゴシ少し回転させる歯ブラシは見せても、歯医者さんの歯ブラシは見せない。臼歯部を優先させます。臼歯部は、前歯部より感覚が鈍いので、嫌がる可能性が低いからです。最初にこのようなトレーニングをしている場合としていない場合、もし治療になれば、どちらが泣かないでしょうか? おのずとわかりますね。おすすめ度(タービンバーはつけなくてもよい)Part3 子どもを泣かせない17の裏ワザ集61

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