今すぐ医院に貢献できる歯科衛生士の育て方
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歯科スタッフの確保と育成は、質の高い歯科診療を行うために欠かせないものです。特に、歯周治療やメインテナンスを通して長期かつ継続的に患者さんと関わる歯科衛生士の存在は、歯科医院の総合力を上げていくことにつながります。結果、患者さんも定着し、歯科医院の経営も自ずと安定していくことでしょう。そのため今日、院内での歯科衛生士のトレーニング、歯科衛生士が存分に活躍できる院内環境づくりは、全体的な医院マネジメントのなかで大変重要な位置を占めるようになってきています。しかしながら、「歯科衛生士」は一朝一夕で育つわけではありません。社会人としてのマナーや知識を身に着けてもらうことはもちろんのこと、歯科衛生士としての経験を積みつつ、業務に精通、熟練していくことが大事です。 また、歯科衛生士が働きやすい環境づくり、歯科衛生士業務の成果を上げるための歯科医師との連携も必要です。それが歯科衛生士の働き甲斐を高めていくことにつながり、あらゆる面で医院に良い循環をもたらしてくれることになります。 本書は、これから歯科衛生士とともに歯科医療を行う先生方のために、まずは、「歯科衛生士」が診療序文7

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