コンポジットレジン修復のサイエンス&テクニック
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83PART 2 コンポジットレジン修復の臨床力を向上させるサイエンス図1-1 接着界面の模式図投錨効果固体表面に存在する凹凸部のアンダーカットに侵入し、そこで硬化することによって得られる効果。接着材の強度が接着性に大きく関与する。ジッパー効果被着面が接着対象を弾性的に締めつけることによって接着性を発揮する。毛細管効果接着させる被着体表面の細孔に生じた陰(負)圧によって、接着材が間隙に浸透する。融着効果接着材が塑性変形することによって被着体になじみ、その後硬化することで、接着を発現する。

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