包括歯科臨床II 顎口腔機能の診断と回復
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325Case 10D咀嚼運動はきれいなサイクルを保っている.形態再付与後15年経過,81歳(2009.2.18).ICP右側臼歯歯軸の傾斜がひどくなった(腰痛のため右下寝をやめられないとのこと).ICPとRPのずれが出てきたため,改良アムステルダム型スプリントを装着.咬耗が進み,767の舌側咬頭を767の窩がかかえこんでいた.667のAも上顎のAがかかえこんでいた.7777のCを絞った.4の高い中心裂溝も後方の干渉となるため,少し削合した.RP形態再付与後12年,78歳(2006.7.3).歯槽白線が少し薄くなってきた.

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