エビデンスに基づいた ペリオドンタルプラスティックサージェリー
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2237-4 プロビジョナルレストレーション時のプラスティックサージェリーCLINICALAPPLICATIONS図7-4-5-a①~⑥ 患者は31歳女性。 交通事故外傷により3〜1を欠損し、病院歯科より紹介で来院。下顎骨は複雑骨折の固定中で、左側下顎管損傷によるオトガイ神経麻痺の症状を呈していた。骨折に起因すると思われる下顎骨偏位による咬合不全が認められた。図7-4-5-c①~③ 術前のインプラント埋入予定部位のCT像。インプラントを埋入するには、同時法GBRにて対応可能と判断。インプラント埋入手術を計画する。水平的には十分な骨量が存在している。垂直的には理想的な埋入ポジションから逆算するとやや不足している。骨の垂直的ボリューム維持のために、あえて欠損部に3本のインプラントを埋入するよう計画した。図7-4-5-b 321欠損部クローズアップ。患者は欠損補綴にインプラント治療を強く希望した。欠損スペースは十分維持されており、垂直的な骨の吸収に対応するために、3歯欠損に3本のインプラントを埋入し、硬組織の垂直的増生部のインプラントによる支持を期待する治療計画を立てる。インプラント周囲の不整歯肉形態をIPSにて改善した症例①②③④⑥⑤2部1部3部①②③

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