エビデンスに基づいた ペリオドンタルプラスティックサージェリー
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2277-4 プロビジョナルレストレーション時のプラスティックサージェリーCLINICALAPPLICATIONS図7-4-5-r①、r②、s IPS術後6ヵ月。最終印象採得時の状態。インプラント周囲組織の内縁上皮も成熟し、歯肉縁の位置も安定していると判断。また乳頭組織も良好である。図7-4-5-m IPS術後1週。21部の唇側のボリュームは術前より明らかに増えている。図7-4-5-n IPS術後3週。瘢痕が徐々に薄くなってきている、やや乳頭組織も再生しているように見える。図7-4-5-o IPS術後2ヵ月。歯肉は成熟してきており、乳頭組織もますます下部鼓形空隙を埋めてきている。ここでプロビジョナルクラウンのサブジンジバルカントゥアを調整する。図7-4-5-q プロビジョナルレストレーション装着時のデンタルX線。インプラント周囲の骨の状態は良好である。垂直的に増生した部分もこの時点では維持されている。インプラントは、隣接する根の傾斜にあわせて傾斜埋入している。図7-4-5-p IPS 術後3ヵ月。乳頭組織の成熟は進んでいる。患者のブラッシングや組織量の微妙な変化を観察しながら経過を見る。審美領域のプロビジョナルレストレーションは最低3ヵ月以上の経過観察がITI(International Team for Implantology)より推奨されている。図7-4-5-t①、② 最終補綴装置装着時の組織の状態。歯肉の色調、およびボリュームも周囲組織と調和している。理想的なインプラント周囲組織が獲得できた。①①②②s

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