ベーシックプレスセラミックス
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31Chapter 4 スプルーイングとワックスポジションPart 1 製作理論編Chapter 4 スプルーイングとワックスポジション図4-4 それぞれの適合状態をコンピュータによって解析した図。結論から言うと、もっとも適合状態の良かったものはリング外周に向けてポジションされたパターンであった。なめられを防ぐため、あらかじめその領域に合わせて埋没材の粉液⽐が設定されていると考えられる。また、予備加熱のリングファーネス温度による適合差はあまりなく、スプルーの⻑い設定のものにはクラックが⽣じていた。合となるように粉液比を設定していることが想定された。プレスシステムにおいては各社同様なポジションに合わせたコントロールを施していることが予想されるため、スプルーガイドの外周方向に向けた位置にワックスパターンを配置することが望まれる。

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