臨床にあった歯科用レーザー活用法
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FOR VITAL PULP THERAPYEr:YAGレーザーを歯髄保存療法へ適用する露髄面およびその周囲の郭清をEr:YAGレーザーによる蒸散で達成させる.1 歯髄保存療法(vital pulp therapy)において露髄面およびその周辺象牙質には細菌が残存している可能性があり,その対処法にはいくつかの方法が考えられる.露髄が確認されたあとは,残存した感染象牙質の髄腔内への迷入および余計な圧力が加わらないような配慮をしなければならない.アーウィン アドベールおよび直線方向照射が可能なチップC400Fの組み合わせで,露髄面の一層の蒸散および周辺の感染歯質の除去が可能となり,同時に殺菌できることが大きなメリットと考えられる.松本邦夫東京都開業松本歯科医院連絡先:〒158-0097東京都世田谷区用賀4-4-8第2福島ビル2F112

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