3Dイラストで見るぺリオドンタルプラスティックサージェリー 天然歯編
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118ペリオドンタルプラスティックサージェリーの臨床テクニック3章040203図3-4-5b図3-4-5c図3-4-5d06図3-4-5fEvidence 1.Zucchelli G, De Sanctis M. 2000. Treatment of multiple recession-type defects in patients with aesthetic demands. J Periodontol 71:1506-1514. 28. 2.Zucchelli G, Mele M, Mazzotti C, Marzadori M, Montebugnoli L, De Sanctis M. Coronally advanced ap with and without vertical re-leasing incisions for the treatment of multiple gingival recessions: a comparative controlled randomized clinical trial. J Periodontol 2009;80(7):1083-1094. 3.Giovanni Zucchelli(著).Guido Gori(イラスト).沼部幸博(監訳).鈴木真名,瀧野裕行,中田光太郎(訳).イラストで見る 天然歯のための審美形成外科.東京:クインテッセンス出版,2014.Modified coronally advanced ap Zucchelliらが提唱した、複数歯に対する垂直減張切開を用いないエンベロップテクニックによる歯冠側移動術1)。垂直減張切開を用いる従来の歯冠側移動術と比較し、完全根面被覆率や角化歯肉の増大の点で優れている報告されている2)。垂直減張切開を用いないため瘢痕形成のリスクが少なく審美的にも有利とされる2)が、切開線の設定はやや難しい。(画像は参考文献3より引用)それぞれの退縮量を測定する。05図3-4-5e乳頭頂設定された切開線歯肉退縮量+1mm重要ポイント切開線の設定(それぞれの歯の歯肉退縮量+1mmが線の長さ。それを乳頭頂から同じ長さを取り切開線をデザインする)。まず15Cを用いて、設定した切開線に沿って切開を進める。

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