歯周外科ベーシックテクニック もっと上達したい人のためのポイント解説
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歯肉弁のMGJ部分をティッシュプライヤーで把持し,直下の骨膜にメスを入れていく.3近心から5遠心の縦切開部まで,一線となるよう切り進める.皮質骨にラウンドバーにて小孔を形成し出血を促した後(デコルチケーション),適切な量の骨補填材を填入する.切開(減張切開),デブライドメント,骨補填材の填入2歯肉弁のMGJ部分をティッシュプライヤーで把持4欠損部に骨補填材を填入する.右図は骨補填材の填入途中の状態である.歯槽骨再生を期待して過剰に骨補填材を塡入しがちであるが,骨補填材の量は,隣接部の骨頂の高さまでを目安とする(上図).ファイルスケーラーラウンドバー剥離子(MTラスパ)皮質骨にラウンドバーで小孔を形成する骨膜減張切開炎症性肉芽組織を徹底的に掻爬し骨面を裸出させる骨膜減張切開99全術式で使える手技⑵|減張切開のポイント

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