ペリオドントロジー&ペリオドンティクス上巻
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CHAPTER 1 これからの「ペリオ」の話をしよう011Fig 2i 歯肉弁の翻転時.6近心舌側に3壁性の骨欠損がみられる.肉芽の除去,根面の廓清,皮質骨穿孔を行った.Fig 2j 骨伝導能と誘導能がある脱灰凍結乾燥他家骨(DFDBA)の移植を行った.Fig 2k 外科処置直後のエックス線写真.脱灰凍結乾燥他家骨(DFDBA)にはエックス線造影性がない.Fig 2l 外科処置2年4か月後.6近心の骨再生が明らかに生じている.Fig 2m, n 19年後.問題はみられない.患者は3か月に1度,メインテナンスに来院している. Fig 2o, p 術前のエックス線写真と19年後のエックス線写真を比較したもの.どちらも平行法の規格写真で撮られているので比較しやすい.この症例をとおして,垂直性の骨欠損は非外科処置でも回復すること,また,長期間のメインテナンスを行うことにより,水平的にも骨欠損はある程度回復するようであることがわかる.ikmojlnp1y 2m19 years19 yearsBase line2y 4m

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