Digital Dentistry YB2019
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42selected article from IJCd 数年間、そのためにさまざまなメーカーが全部床義歯製作のデジタル製作の方法を模索してきたが、それぞれのアプローチ方法や実行例はかなり異なる。利用できるシステムは製造工程やワークフローで分類される。製造工程による分類6 この分類は技術的な製造工程、たとえばデジタル技術によって最終的にどのような義歯を製作するかを基準に分類している。基本的に付加的製造か、削合的製造である。付加的製造・FotoDent denture(Dreve Dentamid, ウンナ, ドイツ)(図1)・Dentca 3D Printed Denture(Dentca, ロサンゼルス, アメリカ)7、8(図2)削合的製造・セミデジタルアプローチ9:このケースでは人工歯がデジタルでセットアップされ、人工歯の基底面は必要であれば、CNCミリングユニットの特殊なホルダーを使うことによって短くすることができる。義歯床は最初、ワックスブロックから削り出し、ろう義歯試適後に従来の方法でアクリルレジンに置き換えられる。例:Ceramill Full Denture System(Amann Girrbach, コプラッハ, オーストリア)(図3)・フルデジタルアプローチ、2部様式:システムに従い、設計された人工歯や歯列弓がブロックから削り出され、別途、義歯床は高性能ポリマ―から削り出される。例:Zirkonzahn Denture System(Zirkonzahn, ガイス, イタリア)(図₄)Ivoclar Digital Denture(Ivoclar Vivadent, シャーン, リヒテンシュタイン)(図₅)図1 3Dプリンターによる義歯床:FotoDent denture 素材(Dreve Dentamid):撮影 Dreve Dentamid。図2 付加的製造による全部床義歯(Dentca):撮影 Dentca。図3 セミデジタルアプローチ:Ceramill Full Denture System(Amann Girrbach):撮影 Amann Girrbach。図₄ フルデジタルアプローチ:2部様式:Zirkonzahn Denture System(Zirkonzahn)。

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