SAFE Troubleshooting Guid Volume 4
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1-3 天然歯とインプラント補綴装置との隣接面コンタクトの離開の対処プラント-インプラント間などの異なる条件下で生じたオープンコンタクト症例を提示する。最終補綴装置装着時から、なぜオープンコンタクトが起こるのか、またどのような傾向があるのか。長期予後を診ていくにあたり、その対処法を考えていく必要がある。問題提起 日常臨床において、天然歯と混在したインプラント補綴を行うことは多い。また長期経過を見ていく中で、メインテナンス時に天然歯とインプラント間の隣接面コンタクトの離開を経験することは多いように思われる。隣在歯の違い、対合歯の違い、イン2対処および解決方法(メソッド・シューティング)表1 オープンコンタクト修復の手法②:インプラント補綴装置にて改善する場合(a)近心レジン修復型(P.45 補足参照)(b)メタルボンドジルコニアボンド(c)メタルクラウンゴールドクラウン(d)フルジルコニアオープンコンタクト近心部レジン添加チェアサイドにてインプラント補綴近心にレジン添加ラボサイドにてインプラント補綴装置焼き直し再製PFM/PFZPFM/PFZ再製ラボサイドにて近心ろう盛修正ラボサイドにて近心ポーセレン築盛修正近心ポーセレン築盛修正①:隣在歯にて改善する場合(a)天然歯(b)補綴歯オープンコンタクトレジン修復チェアサイドにてレジン修復ラボサイドにて補綴の再製クラウンクラウン再製インレーインレー再製ラボサイドにて補綴の再製43SAFE(Sharing All Failed Experiences) Troubleshooting Guide Volume4 補綴・技工的合併症編

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