前歯部アライナー
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10PART1前歯部アライナー矯正をはじめるにあたって前歯部アライナー矯正システムの適応症 前歯部アライナー矯正は左右第二小臼歯間を治療対象とする矯正治療システムである。適応症としては前歯部正中離開や左右第二小臼歯間における空隙歯列、叢生、矯正治療後の後戻りの改善などが該当し、修復・補綴治療を行う上でのスペースの改善等にも適応することが可能である。また、可撤式で目立ちにくい透明タイプの装置を用いた同システムは、従来のワイヤー矯正に対して審美的理由などから敬遠していた患者などにも有用となる。叢生(CASE11より)術前術後矯正治療後の後戻り(CASE5より)術前術後正中離開(CASE8より)術前術後

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