前歯部アライナー
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16PART2咬合状態をベースとした治療難易度レベル別症例初診時:17歳8か月、女性主訴:前歯部の突出感の改善。診断:上顎前歯部および下顎前歯部に叢生を認める。治療計画:表1のボルトン分析の結果、上下顎前歯部の歯牙幅径のバランスは悪くないことがわかる。臼歯関係は1級のため、前歯部叢生の改善を抜歯・非抜歯のどちらで行うか診断する。今回は側貌感から非抜歯で治療し犬歯・小臼歯部の拡大と審美的なOverjet・Overbiteの確保のため、下顎前歯部のIPRにて治療を行う。前歯部の突出感が骨格全体によるものなのか?E1上下前歯の出っ歯図1-1 初診時17歳8か月、女性。前歯部の突出感の改善を主訴に来院。治療回数:計13ステージ●初診時CASE1右32112左3合計上顎8.07.88.68.88.18.149.4下顎6.86.65.75.76.37.038.10.7720.771表1 ボルトン分析難易度レベル1a

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