前歯部アライナー
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56PART2咬合状態をベースとした治療難易度レベル別症例初診時:21歳1か月、女性主訴:前歯部の突出感の改善。診断:上下顎前歯部の叢生および開咬を認める。治療計画:顎位の異常はなかったため、MFTを行いながら、アライナー矯正を行った。大きく笑うともともとガミースマイルであったこと、前歯部の突出感で人前で笑えないのが悔しいと話していたため、カップリングを深くとろうとすると前歯部のガミースマイルが悪化するため、上顎前歯部の咬合平面と歯頸ラインは極力変えない設計とした。治療経過:治療回数は全部で20ステージだった。IPRは重なりが大きな上顎のみ行うこととした。10ステージあたりから前突感もとれて笑顔がみられるようになった。治療結果:本症例はガミースマイルと前歯の突出感とE1上顎前歯の出っ歯で隙間のある叢生図11-1 初診時21歳1か月、女性。前歯部の突出感の改善を主訴に来院。治療回数:計20ステージ●初診時CASE11難易度レベル1c顔出し掲載許諾済

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