食べる美容液
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43 冒頭にお話ししたように咬めるようになるためには、咬める機能が整っていることが大切です。成人になってから矯正することも可能ですが、私は自身の矯正治療経験からなるべく早い段階での歯並びの改善を薦めたいと考えています。それは、咬めることは、人体の発育に関係しており、顎、顔、頭部の成長、呼吸、姿勢などさまざまなことに関与してくるからです。 本書では、詳しく矯正の話はしませんが、お子さんがいる家庭であれば、1つの目安として参考にしていただきたいのが、お子さんが口をすんなり閉じることができるか? を見てみてください。もし、難しいようでしたら矯正医へ相談をしてみてください。そして、歯並びがガタガタしている場合、舌の位置が定まらなかったり、清掃性が悪く虫歯のリスクも上がります。 これらのことからも早めの全身的予防のためにお口の中に関心をもってみてください。歯並びについて5-5図5-5-a 矯正治療中の患者さんには、う蝕予防のためチャイルドヘルスベビーリキッドをマウスピースに注いで装着することをお薦めしています。a

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