ビジュアル 臨床補綴・歯周治療のマネジメント
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図1 患者のライフステージと価値観からみた現在の歯科治療のあり方.010代20代30代40代 50代60代70代80代90代100歳以上人生100年時代の歯科医療を考える1 超高齢社会を迎えた現在,人生100年時代のライフステージを考えた歯科医療を考える必要が出てきた.そのため歯周・補綴治療においても,十年単位の長期的な成功が求められてきている.歯周・補綴治療においては,局所的な診断と口腔内だけを診た時間軸を考えない治療を行うのではなく,長期的に診た歯周治療と補綴治療の調和を念頭においた補綴設計を立案していかなくてはならない.つまり,患者の治療年齢,患者が考えている人生設計,生涯治療費,天然歯に対する価値観などによって,補綴設計は異なるのだ(図1).欠損補綴治療う蝕治療と予防歯周疾患と予防歯列矯正1010患者のライフステージと価値観からみた現在の歯科治療のあり方1介護を考えた歯科治療歯周治療と予防

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