ブタ実習から学ぶ歯周外科サブノート
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32■ブタを用いた縫合の実践 欠損部顎堤を利用し、本書で適応する縫合法を練習する。本稿では、単純縫合の基本的なステップを確認し、確実に行えるよう繰り返し練習を行う。5縫合の練習図1-2-11 事前準備/切開・全層弁剥離今後進める実習の都合上、4番近心から10mm程度離した位置に遠心側の縦切開を入れる。図1-2-13 事前準備/切開・全層弁剥離全層弁剥離を行う。埋伏歯を認める場合もある。図1-2-12 事前準備/切開・全層弁剥離歯槽堤に、歯槽頂切開、近遠心に縦切開を入れ、歯肉弁を観音開きに開く。図1-2-14 単純縫合歯肉弁の断端から3mmの位置に縫合針を90°に刺入する。図1-2-16 単純縫合切開線上で外科結びを行う。図1-2-15 単純縫合舌側も同様に、断端から3mmの位置に90°に刺入する。図1-2-17 単純縫合切開線上で、持針器の下から縫合糸の一重目を巻く。図1-2-19 単純縫合糸の断端を把持し、頬舌側入れ替えるように結紮する。図1-2-18 単純縫合切開線上で、持針器の下から縫合糸の二重目を巻く。図1-2-20 単純縫合縫合糸のループを確認する。図1-2-22 単純縫合切開線上で、持針器の上から縫合糸を一重に巻く。図1-2-21 単純縫合頬側の刺入点でノットを作り、縫合糸をロックする。

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