ブタ実習から学ぶ歯周外科サブノート
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652-3 遊離歯肉移植術 Free Gingival Graft図2-3-15a~c 頬側/不要な歯肉弁の切除(歯肉バサミ)MGJから根尖側2mmの位置で歯肉弁を切除する。取り除いた歯肉弁は不要となる。図2-3-14a、b 頬側/剥離範囲の拡大(#15メス)根尖側の線維をさらに根尖側、遠心側に切離することで、動かない受容床が獲得できる。図2-3-16 舌側/全層弁剥離後(骨膜剥離子/キドニーシェイプナイフ)骨膜剥離子などを用いて全層弁剥離を行う。舌側歯槽骨頂が明示できるように剥離する。剥離の実際 遊離歯肉移植片が安定して配置できるように、受容床はしっかりと形成する。頬粘膜を動かしても受容床が動かない程度を受容床形成の目安にする。ポイント8a 欠損部を含む補綴修復部位のFGG 欠損部顎堤も角化歯肉が不足すると清掃不良の原因となる。ポイント8b インプラント二次手術時のFGG FGGにて角化歯肉幅を増大するため、インプラント部はパンチングを行っている。ポイント8c 天然歯列のFGG 天然歯周囲に認める角化歯肉不足の環境改善を行う。baabcacb ポイント8

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