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ii-i付録|本書の理解を助ける基本情報[Angle分類] 上下顎第一大臼歯が咬合した際の前後的位置関係で不正咬合を分類したもので、「臼歯関係」とも呼ばれる。[ターミナルプレーン]乳歯列期の上下顎第二乳臼歯が咬合した際の、遠心面のなす近遠心的関係で、将来永久歯列になったときの上下顎第一大臼歯の関係(Angle分類)を予想することができる。垂直型:vertical type大臼歯関係は交換期にいったんAngleⅡ級となったあとⅠ級に近づく。近心階段型:mesial step type大臼歯関係は交換期にAngleⅠ級、あるいはⅢ級に近づく。遠心階段型:distal step type大臼歯関係は交換期にAngleⅡ級となり改善されない。Ⅰ級上下顎の咬合が近遠心的に正常。Ⅱ級1類下顎がⅠ級と比べて遠心に咬合し、かつ上顎前歯が唇側傾斜している。Ⅱ級2類下顎がⅠ級と比べて遠心に咬合し、かつ上顎前歯が舌側傾斜している。Ⅲ級下顎がⅠ級と比べて近心に咬合する。

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