ビジュアル歯科臨床解剖
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8 われわれ歯科医師が日常診療で扱う骨は主に下顎骨や上顎骨などの大きな骨であるが,顎顔面解剖の理解をより深めるために,頭蓋を構成する骨を一度復習しておく.大きさや形はさまざまで,1対(左右で2つ)のものもあれば無対(1つ)のものもある.まずは全部で23個(舌骨を除く場合22個)ある頭蓋を構成する骨を以下に示す(図1).頭蓋を構成する骨を知ろう1図1 頭蓋骨を構成する23個の骨.頭蓋骨<脳頭蓋> 6種8個前頭骨頭頂骨(左右)側頭骨(左右)後頭骨蝶形骨篩骨<顔面頭蓋> 9種15個上顎骨(左右)頬骨(左右)下顎骨口蓋骨(左右)鼻骨(左右)涙骨(左右)鋤骨下鼻甲介(左右)舌骨頭頂骨前頭骨篩骨涙骨鼻骨蝶形骨側頭骨後頭骨頬骨下顎骨上顎骨

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