デジタル・モノリシック・インプラントレストレーション
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CHAPTER8 Zac Systemを使用したジルコニアインプラント補綴物製作法1)最終印象採得 コンべンショナルな方法で最終印象採得を行うと同時に,Verication Cast製作のためのジグを採得する(図1a,b).2)PMMAロングタームプロビジョナルレストレーションの製作 次にロングタームプロビジョナルレストレーションを製作する.このロングタームプロビジョナルレストレーションは,数ヵ月の間患者の口腔内で審美的要素について確認されたことはもちろん,咬合の2.Zacの製作工程修正や歯肉の圧迫度,さらには術者の思い描いた上部構造の形態が患者の生体機能を阻害していないかなど,多角的に考察や修正を施す.今日においては,インプラント用グラデーションジルコニアディスクも登場しており,全顎的補綴(ロングスパン)においても色調的,審美的要件においてまったく問題なく仕上げることができる(図2). しかしながら,このような高強度モノリシックマテリアルで上部構造を製作する場合において,プロビジョナルプロトコールの重要性は今までよりはるかに高い.プロビジョナルレストレーションの時点で完璧に煮詰めるということは必須である.図1a 最終印象.図1b 口腔内にてVerification Index採得を行ってもらう.スクリューは規定のトルク値で締結していただく.図2 口腔内にロングタームプロビジョナルレストレーションを装着.83

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