にしだわたるドクターの歯医者さんに行きたくなるお口と糖尿病のお話
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病になりやすく、また重症化しやすいため、歯医者さんへの定期受診が欠かせません。 2つ目は「歯に悪い食べ物は糖尿病にもよくない」ということ。昔は砂糖は貴重品でしたが、いまの時代はお菓子や菓子パン、清涼飲料水などにたっぷり含まれており、小さな子どもからお年寄りに至るまで、国民全員が毎日、口にしています。砂糖はむし歯菌が喜ぶだけでなく、血糖値の急上昇にもつながりますので、そのまま摂り続けていると糖尿病まっしぐらです。逆に、噛みごたえのある野菜や玄米など、「歯にやさしい食べ物は糖尿病になりにくい」ことも覚えておきましょう。 そして3つ目は「糖尿病と歯周病 はコインの裏表の関係にある」ということ。歯医者さんに定期受診することが、なぜ糖尿病の予防や改善につながるのか? 歯周病を放置していると、なぜ血糖値が上昇し糖尿病が悪化するのか? その秘密をこれからお話ししましょう。ひとくちコラムアリさんがライオンさんの「甘いおしっこ」に群がっている姿にご注目! 昔のお医者さんは、血液検査がなかったので、患者さんのおしっこを舐めて糖尿病と診断していたそうですよ。実際はほんのり甘い程度ですが。昔は舐めて診断していた。99

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