土屋和子が患者さんに伝える言葉のルールと引き出し
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主体行動型あまり考えずに行動する。行動することでモチベーションが上がる。反映分析型物事をじっくり考え、分析し状況を把握してから行動する。検討することでモチベーションが上がる。 修復治療について説明する場面を想定してください。修復法をすぐに決めることができるのは「主体行動型」です。ゆっくり考え、検討する時間が欲しいのが「反映分析型」です。主体行動型と反映分析型例1●修復治療の説明や提案に対し、すぐに明確な考えを述べたり答えたりできる➡主体行動型●修復法を考え込んだり、「家族に相談したい」「今すぐに決められません」と慎重に対応し検討しようとする➡反映分析型1見極めるには主体行動型「では、さっそく日時を決めましょう」「まずこの治療から始めます」※治療の進行が遅れることにイライラするかもしれません。反映分析型「ご家族の方にも相談されて、ゆっくり決めてください」「この資料を参考にしてじっくりお考えください」※回答をせかされると用心深くなるかもしれません。2効果的な言語の使い方12第1章 忙しい私にもできる! 新人の私にもできる! 伝わりやすい言語の選択のしかた&話の組み立てかた

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