鼻呼吸 歯医者さんの知りたいところがまるわかり
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64 増田純一先生(佐賀県開業・歯科医師)の書籍『Health DentistryII(健口歯科)~フレイル予防は口にあり~』に、わかりやすく掲載されているのが○△V型口蓋の3つの分類です。小学校の校医として入学から卒業までの口腔内写真をずっと撮り続けた増田先生によると、就学前にこの3つの形はすでに決まっており、何らかの処置をしなければそのまま成長していくのだそうです。V型口蓋に要注意 Vの形を見ると人は恐怖を覚えるように進化しているようで、先が尖ったものに蛇の頭や矢尻などを連想するとも言われています。ところで口の中にもV型があれば要注意です。私は内科医なので歯列の診断はできませんが、それでも歯列の簡単な形はチェックしています。そう、Vが存在するのは硬口蓋で、悪い上顎歯列の並びをV型と表します。○△V型口蓋と呼吸23Chapter○型口蓋△型口蓋V型口蓋参考文献1より引用(グレードル)う~んせまいね~型は…

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