ホームドクターによる小学校2年生までに始める拡大床治療
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149Chapter5 拡大床治療の注意点下顎の装置を浮かして噛んでしまう,床に落としてしまった,などがある.一番困るのは就寝中に下顎の装置を浮かして噛んでしまう場合で,繰り返し破折してくるので可撤式装置から固定式装置に変更することも考えなければならない.図1c 拡大が進むとネジが緩んで拡がらなくなることがある.スプリングの入る溝を削合する.図1d 準備するワイヤーとスプリング(トミーインターナショナル).図1e ワイヤー,チューブ,スプリングを図のようにカットする.図1f ワイヤーとチューブを試適する.図1g スプリングを入れてみる.図1h 即時重合レジンで固定する.片側ずつ行うとやりやすい.症例69ネジの緩みをスプリングの追加で補う

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