別冊 QDT ジャパニーズ エステティック デンティストリー 2021
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THE JAPANESE JOURNAL OF ESTHETIC DENTISTRYISSUE 202152Okawa, Shinya and YamamotoFig 73 仕上げが完了したラミネートベニア。口腔内ではマージン部などのすり合わせが必要であろうが、ラボサイドではすでに限界の薄さである。Fig 71a ラミネートベニアのキャラクタライズのために、調整可能な範疇でスースを削除する。Fig 71b VITA AKZENT Plusステイン(VITA Zahnfabrik,白水貿易)でキャラクターを付与する。Fig 71c キャラクタライズ焼成後にVITA VM9(VITA Zahnfabrik,白水貿易)を用いて形態を整える。Fig 71d 3Dプリンタ模型上で形態を整える。Fig 71e グレーズして完成したラミネートベニア。Fig 72a to h ラミネートベニアの調整は非常にシビアな扱いが必要である。スプルーカット、調整、研磨時には精度の高いーやポイントの選択が重要である。ポイントとしては発熱によるチッピングを防ぐために、ステインリキッドを用いて繊細に行うことを推奨する。 aehgfdcb

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