OJのスペシャリストたちがおくる インプラント 基本の「き」
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453章 全身と局所の検査・診断②部位による種類の選択(図30) 審美領域では2回法のボーンレベルインプラントを選択します。さらに前歯部では、テーパーのついたタイプのインプラントを選び、既存骨からインプラントの根尖部が露出しないよう配慮します。 非審美領域では、1回法のティッシュレベルインプラントが第一選択肢として適しています。図29 2回法によるボーンレベルインプラント埋入例ボーンレベルインプラント埋入時に骨増生を併用した症例。2回法にて軟組織による一次閉鎖を行い、インプラントを粘膜下に埋入した。abcインプラント埋入骨補填材の設置d縫合図30 部位によるインプラントの使い分け審美部位にはボーンレベルインプラント、非審美部位にはティッシュレベルインプラントを選択することが望ましい。また、上部構造の近遠心的幅径によりインプラント体の直径を選択する。上顎下顎中切歯側切歯犬歯第一小臼歯第一大臼歯第二小臼歯第二大臼歯

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