OJのスペシャリストたちがおくる インプラント 基本の「き」
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174₆の完全閉鎖により治癒したインプラント埋入部位。二次手術前の状態で、咬合面観では頬側の陥凹が顕著であった。同頬側面観。この方向からの視診では角化歯肉の不足がよくわかる。口蓋粘膜より必要量の上皮付き結合組織を採取し、大きさを計測して移植床に適したサイズにトリミングする。受容側の処置。上皮を取り除き、移植片を受け入れる骨膜床を形成する。同頬側面観。受容側は、決して動かない、骨にしっかりと付いている骨膜で移植片を受け入れる。移植片がしっかりと固定されるように緊密に縫合する。これができていないと移植片は血液供給を得られず、壊死を起こす。図5 遊離歯肉移植術を用いた角化歯肉の増大(単独歯欠損症例)abcedf

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