今からはじめる歯科衛生士のための訪問歯科マニュアル
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69残根歯や、叢生、歯頚部など、歯ブラシによる清掃が難しい部分には、タフトブラシを使用します。毛が「硬い」ものは、高齢者の歯肉には刺激が強いことが多いです。「軟らかい」ものなら歯肉にやさしくブラッシングできますし、毛にしなりがあるので細部の汚れまで除去することができます。◀ ピーキュア(オーラルケア社)。●図2-27 タフトブラシの例・適応部位●図2-28 タフトブラシによる清掃①汚れを除去したい部位に毛先を当てる②毛先を左右に動かしながら汚れを除去する 残根歯叢生歯頚部ababcd高齢者の口腔内は残根歯・叢生・歯頚部の汚れがとても多いため、タフトブラシは非常に重宝しています

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