QDI 2018年3号
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DI no.3 tokusyu3 Shooting technique to show the truth in the oral cavity QDI no.3 tokusyu3 Shooting technique真も同じことが言えるだろう。審美領域の修復の際など患者説明に用いる場合、普段から患者本人が見ているような光源の状態で記録し提示できれば、より深く患者の理解が得られるはずである。 そのような写真を撮影するためのポイントは、被写界深度とライティングのコツをつかむことである。本稿ではその2点を詳しく掘り下げる。読者がつねに患者の口腔内の真実を写し出す、本物の“写真”を撮影できる一助としてほしい。岩崎智幸(Tomoyuki Iwasaki)Studio IMO/PHOTOLOGIC 口腔内写真の撮影は、どの歯科医院でも日常的に行われている。その写真は重要な臨床記録として、ある時には患者への説明に、またある時にはプレゼンテーションに用いられる。本企画では、口腔内写真および顔貌写真の撮影方法に特化した記事として、被写界深度、ライティングを中心に、多くの著名臨床家のカメラセッティングを行っている、歯科技工士およびプロカメラマンの顔を併せ持つ岩崎智幸氏に語ってもらった。(編集部)企画趣旨770409 ─Vol.25, No.3, 2018

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