QDI 2018年3号
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高橋恭久 (Yukihisa Takahashi)東京都開業:高橋スマイル歯科清掃性重視の高床式インプラント支持型固定性ブリッジの形状を呈するが、アタッチメントの固定力によってのみ機能させる患者・術者可撤性の床のないインプラントオーバーデンチャーである。本稿では、超高齢社会に危惧される、インプラント補綴管理の問題に応える新たな補綴手段である“HIGHBRIDGE”を紹介したいと思う。 一般に、無歯顎患者における全顎的なインプラント治療の補綴手段として、スクリューもしくはセメントによるインプラント支持型固定性ブリッジ、あるいは可撤性インプラントオーバーデンチャーの二つの補綴装置が知られている。 筆者が新たに考案した“HIGHBRIDGE”は、古くはブローネマルクブリッジもしくはトロントブリッジとして知られた、はじめにHIGHBRIDGE コンセプト―高齢無歯顎患者に対するインプラント補綴の新たな提案―SPEAKER’S ARTICLE第8回 日本国際歯科大会2018Eホール10/6(SAT)午後62Quintessence DENTAL Implantology─ 0394特集2

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