QDI 2019年1号
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「クレーマー」にしない インプラント治療を目指して患者を―弁護士と再考するインフォームド・コンセント―宗像源博昭和大学歯学部インプラント歯科学講座准教授Motohiro Munakata宗像 雄関谷・宗像法律事務所:弁護士日本大学歯学部同窓会 顧問弁護士公益社団法人東京都看護協会 顧問弁護士Yu Munakata術など侵襲的な処置がともない、しかも高額な治療であることから、インプラント治療は歯科治療のなかでも術後トラブルに発展しやすいといえる。加えて、医療側に非がなくともトラブルが生じることもある。そのため、患者らによるクレーム(不当要求)への対策を打つ医院もある。トラブル予防の有効な手段のひとつが、従来から重要性が認識されている「インフォームド・コンセント」である。本企画では、法律の専門家である宗像 雄弁護士を交え、あらためてインフォームド・コンセントの意義を再考する。(編集部)手特集3

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