Quintessence DENTAL Implantology 2021年No.5
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“減張切開” インプラント治療では、外側性の骨造成を行った際に、粘膜下組織圧の低下や骨造成部の被覆を目的として粘膜骨膜弁を延長する“減張切開”が必要となることがある。しかし、減張切開においては、「粘膜骨膜弁の十分な延長ができない」、「患部に腫れや痛みが生じた」、「弁が壊死してしまった」などのトラブル例も見受けられる。 そこで、本特集ではインプラント・外科手技のスペシャリストの先生方に、骨造成をともなうインプラント治療を成功に導くための減張切開について、切開線の設定、器具の選択、減張のテクニックなどについて論じていただき、明日からの治療に活かせる情報を提供したい。(編集部)16Quintessence DENTAL Implantology─ 0676特集1河奈裕正 ● 寺本昌司 ● 猪子光晴 ● 石川知弘‒合併症やトラブルを避け、低侵襲に治療目的を達成するために‒‒合併症やトラブルを避け、低侵襲に治療目的を達成するために‒インプラント治療を成功に導くインプラント治療を成功に導く

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