Quintessence DENTAL Implantology 2022年No.1
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 インプラント治療に加え、矯正治療を自身で手掛けられるようになると、臨床の幅は劇的に拡がる。しかしながら、今までほとんど未経験の臨床家にとって矯正治療を始めるのは容易ではない。近くの矯正医と手を組んで協力体制を整えるのも一案であるが、患者および自身への負担は決して小さくない。一方、現在は比較的手軽に臨床に取り入れられる矯正の手法としてTAD(Temporary Anchorage Device)が注目されている。そこで、本特集では小規模な矯正であれば自分で行いたいと考えるインプラントロジストの潜在的なニーズに応えるべく、TADの効果的な使用方法や臨床における勘どころを詳説する。(編集部)16Quintessence DENTAL Implantology─ 0016特集1矯正×インプラントが劇的に臨床の幅を拡げるTemporary Anchorage Deviceテンポラリー アンカレッジ デバイス

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