Quintessence DENTAL Implantology 2022年No.1
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0041 ─Vol.29, No.1, 202241 長期にわたってインプラント治療を成功させるためには、当初のインプラント辺縁骨レベルを維持することが不可欠であり、辺縁骨レベルに影響する因子の研究は、補綴プロトコルにも大きくかかわるため、近年さらに重要性と注目度が増してきている。つまり、それは「インプラント補綴装置のフィニッシュラインをどこに設定するか?」という臨床的命題となる。 本特集では、初期のインプラント辺縁骨の吸収に着目しながら、生物学的幅径や粘膜の厚み、そしてアバットメントの高さなどの因子を中心に、インプラント補綴装置のフィニッシュラインの設定について考察してもらった。(編集部)東京都:石川歯科医院特集2石川高行Takayuki Ishikawaををどこに設定するか?―初期のインプラント辺縁骨の 吸収に着目して―インプラント補綴装置のフィニッシュライン

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