QDT1月
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QDT Original Article顎顔面に調和する咬合高径・咬合平面の設定内山徹哉歯科医師・内山歯科クリニック東京都港区南青山1‐10‐4 南青山NKビル1階―Maxillofacial Analysis法について―はじめに 咬合再構成を必要とする症例に対して精度の高い治療を行うためには、手技の精度を追求することはもちろん、損なわれた咬合高径や咬合平面の位置を精度高く回復するための基準が必要である。 従来、これらに関しては総義歯学的な観点からのアプローチが行われることが多かった。また、Kay1やYamazaki2の分類なども臨床家の間で広く用いられている。そして筆者はこれに加え、顎顔面から得られる各種の基準点を用いた「Maxillofacial Analysis」法を考案し、応用している。本稿では、その概要と実際の症例について示す。79QDT Vol.39/2014 January page0079

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