QDT4月
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QDT Original Article担当歯科医師:佐々木英隆(ワイズデンタルキュア〔当時〕) 症例概要:患者は20歳女性。前歯部の色調・歯列・歯牙形態の不和の改善が主訴(図1)。「成人式を綺麗な歯で迎えたい」という強い希望があり、早期での治療を希望したため、ラミネートベニアとクラウンによる 診断用模型は今後の治療方針を決定していく上での基準となり、非常に重要な役割となる(図3)。診断用ワックスアップの基礎となるだけでなく、「どこまで色調・歯列の改善を行うことになった。 患者はブリーチシェードであるVITA Toothguide 3D-MASTER(VITA)の0M3を希望したため、理想的なスタンプシェードを得るために形成前までにホワイトニングを行った(図2)。abc12初診から補綴物製作前までChair side■初診時─早期での審美面の改善を希望する患者─■診断用模型の製作─治療をしていくうえでの基準─Labo side図1 初診時口腔内。図2 ホワイトニング後。治ったのか」を術者・患者ともに術前・術後を客観的に比較するためのツールともなる。図3a~c 診断用模型。138QDT Vol.39/2014 April page0616

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